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2025.10.25(土)
関西

蓬萊山 ファミリー ハイランドハイク

蓬萊山 ファミリー ハイランドハイク

絶景を満喫した後は、山メシを堪能

日本には、標高1,000mを自分の足で越えないと出会えない、特別な景色があります。そのひとつが、蓬萊山の山頂先、尾根沿いから望む琵琶湖の絶景です。今回は、冒険心を掻き立てる特別な景色を求めて、家族でハイランドハイクに挑戦します!

蓬萊山の標高は1,174m。麓から徒歩で目的地を目指すのも魅力的ですが、初心者の方やお子さんには少々大変。その点、同イベントでは、まずロープウェイに乗り、標高を上げてからハイキングをスタートしますので、気軽にチャレンジすることができます。

運が良ければ、紅葉真っ只中の低木の先に、特別な景色が広がっているかもしれません——。絶景を満喫した後は、少し先まで寄り道。さらに、みんなで山の料理“シングルバーナークッキング”を楽しみます。山歩きの基本とシングルバーナーの取り扱い、そして簡単な料理が学べるハイランドハイク。頑張ったからこそ味わえる感動を、家族で共有してはいかがでしょうか?

“もう少し先”の絶景を目指そう!

総徒歩距離は約5.5km。高低差があるので少し頑張りが必要かもしれませんが、初心者の方でも楽しみやすいコース選定にしています。また、ランチタイムは家族ごとに“シングルバーナークッキング”に挑戦していただき、温かいスープをつくります。THE NORTH FACEのスタッフと一緒に絶景を楽しみ、おいしいものを食べ、遊び尽くす時間は、かけがえのない思い出になることでしょう

▼Point1:天候が良ければ、これ以上ない琵琶湖の絶景が望める
山に登る一番の目的は、そこでしか見られない景色を味わうこと。蓬萊山の山頂から眺める琵琶湖が有名ですが、同イベントでは、さらにもう少し頑張って歩いた人しか見られないポイントで、絶景を楽しみます。

▼Point2:シングルバーナークッキングに挑戦できる
山のもうひとつの楽しみは、なんといっても山メシクッキング! 山用のコンロ“シングルバーナー”と“クッカー(鍋)”を使った料理にも挑戦します。ご持参いただく主食と一緒に、温かいスープを堪能しましょう。

蓬萊山とは…?
滋賀県の比良山地中部に位置し、「日本三百名山」のひとつに数えられる山。存在感のある山容が特徴です。四季折々の自然が美しく、とくに紅葉シーズンは多くの観光客で賑わいます。標高は1,174mと比較的低く、初心者でも挑戦しやすい山です。

皆さまの山旅を、THE NORTH FACEスタッフが全力でサポートいたします。どうぞ安心してご参加ください。

日程
2025/10/25
場所
滋賀県大津市 蓬莱山

参加費
子供 6,000円
大人 8,000円
(各税込)
金額にはガイド料、ロープウェイ代、保険代などが含まれます。

イベント中止の場合、参加費は全額返金いたします。また、お客様都合による不参加の場合は、キャンセル料金がかかりますのでご了承ください。
対象
6才以上のお子様とその保護者
※6km以上歩けるお子様
参加人数
10組25名
参加者数が半数未満の場合はイベントを中止にさせていただく可能性がございます。 大変申し訳ございませんがご理解のほど何卒宜しくお願い致します。
集合・解散
集合時間 10:00
解散時間 16:30
びわ湖バレイ ロープウェイ 山麓駅前
スケジュール(予定)
10:00 びわ湖バレイ ロープウェイ山麓駅前 集合   
10:30 びわ湖バレイ ロープウェイ山麓駅 ゴンドラ出発
    登山開始
    蓬萊山山頂を経て絶景ポイントへ
    ランチタイム
    シングルバーナークッキング教室
15:40頃 びわ湖バレイ ロープウェイ 山頂駅 出発
16:05 びわ湖バレイ ロープウェイ 山麓駅前着/振り返り他
16:30 解散
タイムスケジュールに関してはあくまで予定ですので目安としてお考えください。
長谷部 雅一
アウトドアプロデューサー
長谷部 雅一(はせべ まさかず)

アウトドア事業に関する企画・運営の他、研修講師、ネイチャーインタープリター、登山ガイド等を務める。アウトドアイベントでは子どもや親子を対象とした様々なワークショップ講師を務め、親子の関係が深まり、楽しく学び合える場を提供している。また、自然を舞台にした幼児教育にも尽力。幼稚園や保育園、こども園の教育コンサルタント業務を行っている。プライベートでは世界一周の旅で各国を渡り歩いた他、現在も世界中のトレイルや秘境、山への旅を続けている。

ザ・ノース・フェイススタッフによるフィールド下見レポート

皆さん、こんにちは!
KIDS NATURE SCHOOL 関西エリア担当、THE NORTH FACE 大阪髙島屋店の高良です。
今回は10月25日のイベント本番に向けて、開催地である滋賀県・蓬莱山へ下見に行ってきました。

ロープウェイに乗ったり、草原の中や池の周りを歩いたり…。残念ながら、下見当日はあいにくの天気でしたが、晴れていれば琵琶湖や比良山地の山々も見渡せる、自然をたっぷり感じられるフィールドでした。当日の様子をレポートしますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください!

▼場所:滋賀県大津市 蓬莱山(比良山地)
▼アクセス:びわ湖バレイ ロープウェイ乗り場 山麓駅よりロープウェイ乗車→山頂駅下車(びわ湖バレイ ロープウェイ乗り場 山麓駅:滋賀県大津市木戸1547-1)
▼天気・気温:7月中旬/曇り/気温20℃ほど
▼イベント本番ルート:びわ湖バレイ ロープウェイ 山麓駅→ロープウェイ乗車→山頂駅下車→蓬莱山山頂→小女郎ヶ池一周→蓬莱山山頂→山頂駅→ロープウェイ乗車→山麓駅下車→ゴール!
▼総徒歩距離:約5.5km(ロープウェイ山頂駅〜蓬莱山〜小女郎ヶ池往復)

麓と山頂の気温差にびっくり

【10:20】ロープウェイに乗って出発!

標高1,100mまで、一気に登ることのできるロープウェイ。121人乗りの広々としたキャビンで、山麓駅から山頂駅までを約5分で結びます。

蓬萊山 ファミリー ハイランドハイク
蓬萊山 ファミリー ハイランドハイク
蓬萊山 ファミリー ハイランドハイク
びわ湖バレイ ロープウェイ
▼料金:往復 大人(中学生以上)4,000円 小学生(小学生)2,000円 幼児(3歳以上の未就学児)1,000円 ペット500円
▼運行期間:2025年4月26日(土)~11月3日(月・祝)
▼運行間隔:15分間隔運行:毎時00・15・30・45(当日の状況により変更あり)
※びわ湖バレイ休業日は運休
※11月は 上り最終16:00/下り最終16:30

このロープウェイの魅力は、天気がよければ琵琶湖を一望できること。今回は曇り空でしたが、雲の切れ間から見える景色に、胸が高まりました。

山頂駅は打見山の山頂にあります。駅に着くと、そこは雲の中! 普段味わえない幻想的な世界に、標高の高さを実感しました。

蓬萊山 ファミリー ハイランドハイク
蓬萊山 ファミリー ハイランドハイク

山の気温は7月だというのに20℃前後! 30℃超えの麓と違ってとても過ごしやすかったです。山頂駅を出発して、まずは蓬莱山山頂を目指します。

冬はゲレンデとして利用されている場所なので、とっても開放的。広々とした草原を登っていきます。

足元を見ると…ちらほらと、鹿のフンが落ちていました! ここはニホンジカの生息地になっているようです。

ぬかるみに鹿の親子のひづめを発見!

【11:00】蓬莱山山頂から、登山道へ

出発して30分ほどで、蓬莱山山頂に到着しました。

山頂の先の尾根沿いは、本来ならば絶景ポイントなのですが、この日は雲が多く、残念ながら琵琶湖は見えませんでした。晴れていれば、目の前に広がる大パノラマが楽しめます。

絶景ポイントから、登山道をさらに進んでいきます。

蓬萊山 ファミリー ハイランドハイク
蓬萊山 ファミリー ハイランドハイク

石がゴロゴロ転がっているところもありますが、ゆっくり歩いていけば問題ありません。足元を見ながら慎重に歩いていると、オオセンチコガネを見つけました!

オオセンチコガネは北海道から九州まで、日本中の山地などに生息する昆虫。じつは、地域によって赤、青、緑と、色が異なるんです! ここで見つけたのは赤色でした。

私の住んでいる奈良では、青みがかった色をしています。皆さんの地域に生息するオオセンチコガネは、何色でしょう??

【11:25】お地蔵さんポイントで休憩

道中にはお地蔵さんが佇み、登山客をやさしく見守ってくれているようでした。
ここで少し休憩です。

蓬萊山 ファミリー ハイランドハイク
蓬萊山 ファミリー ハイランドハイク

ちなみに、蓬莱山という名前は、中国の伝説に出てくる“仙人が住む山”に由来するとも、蓬莱山を含む比良山地が、かつて修験者の霊山だったことに由来するとも言われています。

蓬萊山 ファミリー ハイランドハイク
蓬萊山 ファミリー ハイランドハイク

再び歩き始めると、ぬかるみに生き物の足跡を見つけました! 大きなひづめと小さなひづめが並んでいて、どうやら鹿の親子のようです。

さらに歩いて行くと、鹿の鳴き声も聞くこともできました。運が良ければ、野生の鹿の姿も見られるかもしれませんね♪

【12:00】峠から小女郎ヶ池へ

小女郎峠(こじょろとうげ)は麓からの登山道と、小女郎ヶ池(こじょろうがいけ)へ向かう道の分かれ道にあります。イベント時、晴れていたらここでランチの予定です!

当日は皆さんと、シングルバーナーを使ってスープカレーを作ります。イベントは10月開催予定ですので、スープを飲んでしっかり身体を温めましょう。みんなで食べるアウトドアご飯は格別ですよ。

小女郎峠(別日に撮影)を抜けると、霧の中に小女郎ヶ池が見えてきました。

この池は滋賀県内の山にある池の中で、最も標高の高い場所にあります。また、不思議な大蛇伝説が残されている池としても知られています。

この日は、池のほとりでお昼ご飯をいただきました。

【12:30】小女郎ヶ池を1周

ランチのあとは、池の周りを散策です。

池のほとりにはカエルの卵が産み落とされていて、鳴き声もしました。植物が生い茂り、水生昆虫もいそうな雰囲気です。

歩いていると、カッコウの鳴き声も聞こえてきました。皆さんもカッコウの鳴き声は、「カッコー、カッコー」と時を告げる、掛け時計の音などで聞いたことがあるかもしれませんね。

自然の音に耳を澄ませるのも、このエリアの楽しみのひとつです。

絶景の代わりに幻想的な世界を体験

【12:40】
帰り道は同じルートを戻ります。蓬莱山山頂までは登りになるので、少し気合が必要です!

【13:50】ゴール!

帰りのロープウェイでは、雲を抜けると琵琶湖が見えてきました! 琵琶湖にグングンと近づくように下るので、迫力満点でした。

約3時間半の行程でしたが、見どころたっぷりのコースでした。絶景が見られなかったのは少し残念でしたが、雲の中で過ごす非日常にワクワクしました!

生き物との出会いや鳴き声、何かに出会えそうな池。
大人も子どもも、自然の魅力を存分に感じられるハイキングです!

イベント予定日の10月下旬は、紅葉が見頃を迎え始める時期です。
紅葉と琵琶湖を望む絶景を皆さまと一緒に見られるのを、心より楽しみにしています。
親子で思い出に残る1日を過ごしましょう!

*本記事は下見レポートのため、イベント本番で予定しているルートとは若干内容が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。

高良 由衣子
書いた人
高良 由衣子(こうら ゆいこ)

THE NORTH FACE 大阪髙島屋店所属
休みの日は山や川、海へ出かけてのんびり自然や生き物観察を楽しんでいます。最近は、川でナガレヒキガエルを探すのに夢中です! KIDS NATURE SCHOOLでは、子どもたちと一緒に自然の中で思いきり遊び、驚きや発見を共有できたらと思っています。皆さんと大自然の中でお会いできるのを、楽しみにしています!

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