2022.11.30(水)
関西

【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山

【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山

KIDS NATURE SCHOOL 関西エリア校長によるイベントレポート!

皆さん、こんにちは!KIDS NATURE SCHOOL関西エリアの校長の角野です!大阪府にあるTHE NORTH FACE 阪神梅田本店に所属しています。
2022年10月22日(土)開催、KIDS NATURE SCHOOL ファミリートレッキング in 六甲山イベントのレポートをお届けします!

角野 雄一郎
KIDS NATURE SCHOOL 関西エリア校長
角野 雄一郎(かくの ゆういちろう)

阪神梅田本店 ザ・ノース・フェイスの店長業の傍ら、KIDS NATURE SCHOOL 関西エリア校長も務める。



今回は兵庫県を代表する「六甲山」が舞台。その中でも、須磨アルプスにある「馬の背」という絶景を求めてトレッキングし、そのまま海のある須磨海岸までを歩くスペシャルなルートを巡ります。このイベントの醍醐味は、神戸という海と山が近い地形を利用して、一日でどちらも味わってもらうところ。同時に今回はKIDS NATURE SCHOOLきっての長距離を歩くルート、その距離約11km!大人でもこの距離を歩く機会は少ない方もいらっしゃると思いますが、今回はお子様と歩くため、親子・スタッフで手を取り励まし合って頑張りました。

【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山
【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山

まずはJR須磨海浜公園駅にて参加者の皆様をお出迎えし、近隣の公園へ移動。緊張を感じる中で自己紹介、楽しみにしていることを一人ずつ話してもらいました。これから体験する景色や登山が楽しみな子どもたちも多く、親御さんからも体力作りやこれから家族で登山を始めるきっかけに、と今回のイベントで楽しみにしていることを語っていただきました。
自己紹介のあとは、六甲山・須磨アルプス目指す登山には欠かせない地図を配布。講師の長谷部さんから地図の見方とルートを教わります。準備運動も入念にしてから、いよいよファミリートレッキングのスタートです!

【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山

まずは神戸市立離宮公園を目指します。広大な敷地内に四季を感じる木々・花々があり、整備された公園となっており、市民の憩いの場所となっています。こちらの公園は今回の登山道に行くまでの通過点、心の準備期間として歩きました。歩いていくこと数十分、ようやく公園の北側の端に位置する、登山道に到着。ここからが本格的な登山のスタート。
六甲山の地形は海と山が近いこともあり、低山ながら急斜面が多いのが特徴。序盤は緩やかな登山道から進んでいきます。木陰は秋の風が通り抜け時折肌寒くも感じましたが、登るにつれてこの風も心地よく感じてきます。参加者の皆様も表情も明るくまだ余裕そうです。

【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山
【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山


今回の目標地点「馬の背」に辿り着くまでには”栂尾山”と”横尾山”を通るため、まずは栂尾山の展望台を目指します。この展望台は見晴らしがよく、登ってきた達成感を味わえるスポット。
紅葉の季節ということで、反対のルートから来た登山者とすれ違う場面も多く、須磨アルプスルートの人気の高さが伺えました。
徐々に急斜面が増えてきて、徐々に初めの余裕がなくなってきましたが…

ひとりひたすら先頭を進む元気いっぱいのお子様の姿もあり「すごい!」の一言。しかし、この辛さが後の達成感に繋がるのがトレッキングの醍醐味でもあるため、親子・スタッフ、みんなで励まし合いながら、辛い道のりを乗り越え、ようやく栂尾山展望台に到着。

【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山
【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山

眼前には神戸の海が一望できて、明石海峡大橋とその先にある淡路島も見渡せる最高の場所。景色を堪能して皆様も非常に喜んでいただきました。
体力が回復したら、次は横尾山山頂を目指して出発!ここから先はアップダウンの繰り返しで、トレッキングにこのイベントで初挑戦する方も徐々に山道にも慣れてきたようです。木々に囲まれ涼しい登山道でテンポよく足もどんどん前に進み、そうこうしているうちに横尾山山頂に到着。山頂の目印である三角点があり、これも登ってきた証。子供たちは順番に三角点の上に乗り記念撮影。

【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山
【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山

みんなで地図を見て、登ってきたルートと現在地の確認。ここから目指すは今回の目的地、須磨アルプス「馬の背」。下見レポートでも登場したこの「馬の背」、馬の背中のような形をしていることが由来ですが、非常に険しい山肌が見えるところ。今までの道以上に険しくなるため、心して先を進みました。

馬の背に近づくにつれて、登り下りともに手を使ったり、座りながら降りたりと、それまでの道にはない工夫をしながら進み、冒険感が出てくる厳しくも楽しいルートを疲れが見えながらも、目的地を目指してみんなで協力しながら登りました。

今までと違う山肌が見え始め、ようやく馬の背の姿が目の前に現れました!それまでの景色とは違って岩肌がむき出しとなっており、山頂までつま先で岩肌にくっつきながら渡る場面も。普通の登山ではなかなか味わえないドキドキ感と素晴らしい景色に、参加者の皆さまも感動されていました。

ここでKNS恒例の地元スタッフによるおやつタイム。今回は神戸イベントということで「いすずベーカリー」のパンを選定。特別感も味わいながら、馬の背登頂達成記念にみんなで記念撮影。

【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山
【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山

腹ごしらえもできたので、ここから一気に昼食の場所である離宮公園の展望台・登山口まで来た道を戻ります!一度歩いた道ですが、行きと帰りとでまた表情が違うのも山の魅力。険しい山道ですが、ここまで来た経験を活かしながら、子供たちもスイスイと進んでいきました。
予定よりも早くに昼食場所に到着。ここでは家族団欒でランチタイム。スタッフより暖かい飲み物を振る舞いました。外で食べるご飯は普段と違い贅沢な時間で、更においしく感じます。

【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山
【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山

お腹いっぱいになったら、このイベントの終着点、須磨海浜公園へ一直線。天気も良く、この時期としては汗ばむ陽気。海が見えたらみんなですぐに靴を脱いで、海岸線の波打ち際に足をつけながら歩いてきました。

【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山
【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山

海を舞台に、最後は長谷部さんから最後のおやつを賭けたゲーム。そのルールは簡単。木の棒を海に向かってどれだけ遠くに突き刺せるか、というもの。参加者が親子一緒に海に入って腰まで浸かったり、全身浸ったり、この時期とは思えない遊びを楽しみました!

【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山
【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山

思いっきり遊んだ後は、あたたかい飲み物と「トミーズのあん食パン」。ホッと一息ついたところで、今回のイベントのおさらい、参加して全員で感想を共有しました。
「子供とのいい思い出ができた」「体力に自信がなかったけど乗り越えられて自身がついた」「景色がきれいだった」などなど、皆様想いを語っていただきまいした。
皆さま朝お会いした時とは表情がすっかり変わっていて、これも普段経験できない体験を通して親子・スタッフみんなで乗り越えたからこそ、分かち合える思い、そんな絆が生まれるKIDS NATURE SCHOOLの醍醐味です。

【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山
【校長レポ】ファミリートレッキング in 六甲山

これからも外へ出て、関西各地のフィールドで皆様と自然を好きになってもらえる・興味をもってもらえるイベントを行っていきたいと思います。
参加していただきました皆様、本当にありがとうございました!

角野 雄一郎
KIDS NATURE SCHOOL 関西エリア校長
角野 雄一郎(かくの ゆういちろう)

KIDS NATURE SCHOOL 関西エリア校長。阪神梅田本店 ザ・ノース・フェイス所属。
「鳥が大好き!好きなアクティビティは野鳥観察、散歩、外で遊ぶこと。皆さまとフィールドでお会いできることを楽しみにしています。」

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