2022.12.04(日)
九州

【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志

【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志

KIDS NATURE SCHOOL 九州エリア校長によるイベントレポート!

皆さん、こんにちは!KIDS NATURE SCHOOL九州エリアの校長の川添です!大分県にあるTHE NORTH FACE+トキハわさだ店に所属しています。
2022年10月29日(土)~30日(日)に熊本県の「四季の里 旭志キャンプ場」で開催された、KIDS NATURE SCHOOL サンライズキャンプイベントのレポートをお届けします!

川添 奈緒美
KIDS NATURE SCHOOL 九州エリア校長
川添 奈緒美(かわぞえ なおみ)

九州とアウトドアが大好きな、KIDS NATURE SCHOOL 九州エリア校長。大分県、THE NORTH FACE+トキハわさだ店所属。



今回のイベントでは、九州ならではの遊び方を詰め込みました!アウトドア遊びを組み合わせて過ごすことが大好きな「ザ・ノース・フェイス 九州チーム」が企画したキャンプイベントの内容は・・・
初日は焚き火やアウトドアクッキングに挑戦、そしてメインイベントは2日目の朝駆け登山!
朝駆けとは、九州独特の山の楽しみ方の1つで、まだ真っ暗な山道をヘッドライトの明かりを頼りに歩き、360度の絶景が待っている山頂で御来光を見るというもの。キャンプ+登山という、楽しさをギュッと詰め込んだイベントのスタートです!

秋晴れの空の下、参加者の皆さんが続々と現地に到着して家族ごとにテント設営!2日間一緒に過ごす仲間同士、まずはみんなで自己紹介です。

【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志
【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志
【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志

緊張がほぐれたところで、焚き火ワークショップのスタートです!講師の長谷部さんから、ファイヤースターターを使った火付け方法をレクチャーしていただき、皆さん興味津々。いざチャレンジ!…ですが、最初は皆さん悪戦苦闘。徐々にコツを掴み、着火に成功した時は歓声が挙がりました!

【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志
【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志
【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志

薪をくべて火が安定してきたら、次はお待ちかねのアウトドアクッキング。まずは、飯盒を使ってごはんを炊きます。焦がさないように注意して火加減をしっかり見ながら調理します。

【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志
【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志

そしてメインの野菜と豚肉の赤ワイン煮。包丁の扱いに気を付けながら、材料を切っていきます。たくさんの野菜と大きなお肉、それを見るだけでおなかが空いてきます!ダッチオーブンでぐつぐつと煮込んだら、本日の夕食の完成です!

【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志
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スタッフも家族の輪の中に混ぜていただき、みんなで一緒にいただきます!飯盒で炊いたごはんも大成功、ワイン煮もとっても美味しくできました。自分たちで作った料理を外でみんなで食べる、まさにキャンプの醍醐味です!

【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志
【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志

夜は焚き火をみんなで囲ってリラックスタイム。ゆっくりと焚き火を眺めたいところですが、翌日の朝はとっても早起きなので早めに就寝です。

【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志
【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志

2日目は朝4時すぎにメイン会場に集合し、キャンプ場近くの鞍岳登山口まで車で向かいます。登山口に着くと、サプライズゲスト登場!熊本在住のTNFアスリートの森本幸司さん親子が、今回のメインイベントの「朝駆け」を一緒に登ります!

【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志
【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志

準備体操でまだ目覚めきっていない身体を起こし、いざ鞍岳朝駆け登山へ出発!真っ暗な森の中を、ヘッドライトの明かりを頼りに登っていきます。登りだすと身体が一気に温まるので、暑くなって汗をかく前に上着を脱ぐなど、しっかりと体温調節を行います。

【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志
【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志

森を抜けると視界が開け、うっすらと東の空が赤くなっているのが見えました。日の出が近付いています。しかし、反対側には街の夜景も見えます。夜と朝が混ざった不思議な景色、これもまたこの時間、この場所でしか見られない景色です。

【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志
【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志

そしてついに山頂に到着!この日は風がとても強かったので、身体が一気に冷えました。すぐに脱いだジャケットや、防寒着のダウンやフリースを着込んで、甘い紅茶とおやつを食べながら日の出を待ちます。

【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志
【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志

先程まで真っ赤だった地平線は淡いオレンジ色に、紺色だった空もどんどん明るくなっていきます。徐々に変化する空の色、マジックアワーと呼ばれる時間帯です。
そして待ち望んだ日の出の瞬間!歓声があがり、皆さんカメラを御来光に向けていました。
何も遮るものがない山頂からは、360℃の絶景が広がっていました。鞍岳からは、九州の名だたる山々を見る事ができます。くじゅう連山、祖母山、阿蘇山、雲仙普賢岳、これら全てを一望できました。

【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志
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景色をたっぷりと堪能した後は、いよいよ下山開始。登りとは打って変わり、明るい登山道をさくさくと下っていきます。あっという間に登山口に到着しました。

【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志
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キャンプ場に着いて体をあたためてから、ブランチワークショップスタート。まずは焚き火の火おこしからですが、昨日の焚き火ワークショップを経験した子供たちは手際よくファイヤースターターで火をつけ、薪をくべていきます。

【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志
【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志

ブランチメニューはアルゼンチンのソウルフード、チョリパン。カリカリに焼いたウィンナーと、フレッシュな野菜やピクルス、仕上げにカリッサというソースをたっぷりのせて、バターで焼いたパンに挟んで出来上がり!至る所から「おいしいー!」という声が聞こえてきます。

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楽しかったキャンプイベントも、いよいよ終わりが近付いてきました。クロージングではみんなで輪になって、2日間の感想を一人一人お話してもらいました。
『山頂で朝日が見れて感動した』『ファイヤースターターで火をつけたのが楽しかった』『TNFスタッフや他の家族の方と出会えて、みんなでいろんな経験ができて本当によかった』など、嬉しい言葉をたくさんいただきました。みんなでいろんな体験を共有してきた2日間、お別れがとても寂しく感じました。

【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志
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子供たちもあっという間に仲良くなって一緒にかけっこをしたり、焚き火ワークショップでは「こうやったら上手く火をつけられるよ!」と、スタッフにアドバイスしてくれるほどでした。
朝駆け登山では、寒くて真っ暗な森の中、ヘッドライトを頼りに真剣な表情で登る子どもたちの姿が印象的でした。御来光の瞬間、あの感動を分かち合えた事、そしてみんなのキラキラとした表情が何よりも嬉しかったです。

【校長レポ】サンライズキャンプ in 旭志
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今回のKIDS NATURE SCHOOLサンライズキャンプを通して、自然の中でみんなと一緒に衣食住を共にする経験や、朝駆けという九州ならではの山の楽しみ方が、新しい発見として皆様の心に残ってくれたら、私たちスタッフは本当に嬉しいです!
是非また皆様とお会いできるのを楽しみにしています!

川添 奈緒美
書いた人
川添 奈緒美(かわぞえ なおみ)

KIDS NATURE SCHOOL 九州エリア校長。
「九州は火山の恩恵がたくさん詰まったエリアです。その代表は何と言っても温泉!フィールドで遊んだ後は温泉に入って帰る、というのはお約束。そしてもう一つは綺麗な水!ダイナミックな九州の自然を全身で感じて、楽しんで、皆で冒険しましょう!九州のスタッフは外遊び大好き人間が多いので、皆さんと一緒に思いっきり遊べるのを楽しみにしています!」

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