2023.03.06(月)
関東

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山

KIDS NATURE SCHOOL 関東エリア校長によるイベントレポート!

皆さん、こんにちは!KIDS NATURE SCHOOL関東エリア校長の森です!THE NORTH FACE kids 原宿店に所属しています。
2023年1月28日(土)開催、KIDS NATURE SCHOOLファミリースノーシューハイキング in 赤城山のレポートをお届けします!

森 弘嗣
KIDS NATURE SCHOOL 関東エリア校長
森 弘嗣(もり ひろつぐ)

山と海が大好きな、KIDS NATURE SCHOOL関東エリア校長。THE NORTH FACE kids 原宿店所属。



今回の舞台となった「赤城山」は関東地方の北部、群馬県のほぼ中央に位置し、火山噴火によってできる陥没地形であるカルデラを持つ、関東地方では有数の複成火山の一つです。
写真に見えているのは赤城山の山頂カルデラ内にある大沼。凍った湖面に雪が積もった大沼はこの季節ならではの景色で、非日常を感じることができます。

当日の朝は雪と強風で視界も悪くハードな環境でしたが、イベント開始までには風も弱まり晴れ間が見えるほどに回復しました!
参加者の皆さまも無事に到着し、スノーウエアに着替えてスノーシューに出掛けるための荷物をパッキングし、いよいよオープニングの時間です。

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山

講師の長谷部さん、THE NORTH FACEスタッフの紹介を終えて、参加者の皆さまも自己紹介。
子どもたちのほとんどがスノーシュー初体験ということや、初めて会う人に囲まれていることもあって最初は全員恥ずかしそうな様子でしたが、親御さんのサポートもあり自分の口からしっかりお話してくれました。

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山

続いてスノーシューを安全に楽しく歩けるように準備体操です。スノーシューを履いて歩くときはモモをしっかり上げて歩くので下半身を重点的に。
私は雪の上を片足で立つことができず、フラフラして子供たちにも笑われてしまうぐらい全く体操になっていませんでした。(笑)

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山

準備を終えていよいよスノーシューを装着!
雪がぱらつく中、シューズとスノーシューを合わせる位置やバンドの締め付け具合など教えてくださる長谷部さんのお話に子供たちも真剣に耳を傾けていました。
しかし実際に装着するのは難しくて、お父さんお母さんと一緒に頑張ってスノーシューを着けました。スノーシューを着ける細かい作業の際、親御さんたちは「暖かさと同じくらいグローブの指先の操作性が大切だった」とギアの使い勝手を実感されたようです。

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山

子どもたちは、頑張って装着したスノーシューをいち早く試していました。
みんなしっかりモモを真っすぐ上げて上手に歩けていて、大人たちは子供の呑み込みの早さに感心するばかりです。「もう準備万端!早く行こうよー」なんて声も上がるほど。
いよいよ待ちに待った雪山に入っていきます!

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
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まだ誰も足を踏み入れていない雪原。
綺麗な光景に踏み入れる足が一旦止まり、大人たちはこの光景を目に焼き付けます。
・・・でも子供たちはそんなことはお構いなし!これでもかというほどの駆け足で入山していきます!

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
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子どもたちには、はやる気持ちを抑えてもらい、しっかり隊列を組んで進んでいきます。
そのうちに子供たちはお父さんお母さんの存在を忘れ、先を急ぐ子やトレイル沿いの植物が気になって観察し始める子、雪に腰掛け休憩する子など、それぞれの楽しみ方を見つけているようでした。
子どもたちの思い思いの行動に我々スタッフは癒されつつも、ここはまだまだ前半線、先を急ぎます!

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
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ちょっと進んだところでまたもや子供たちが面白そうなポイントを発見。
雪山版スラックラインのような、ちょうどよい倒木があればもう立派な遊具になってしまう、子どもの発想力は流石です!そんな子供たちに負けじと、大人たちが本気の形相で渡りぬける姿も印象に残っています。長谷部さんの補助付きですが、落ちても下はフカフカの雪で安全かつ安心して遊べました。

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山

遊びに夢中になってすっかり忘れてしまっていましたが、そろそろみんなお腹が空いてきたころ、登り坂に差し掛かります。この急登は空きっ腹にこたえましたね。あともう少しでお昼ご飯の見晴台、頑張ろう!!と私自身も自分に言い聞かせながら登りました。

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
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そして、全行程の半分地点となる見晴台に到着!出発時には少し曇っていた空もこの頃には晴天に変わり、奥の方までクリアな景色が見渡せる最高のスポットになっていました。
最高な景色を見ながら家族で一緒にお昼ご飯を食べて、子供も大人も体力が回復した様子。
いっぱい歩いて汗もたくさんかいていたので、身体が冷えないようにダウンを羽織ったり、アンダーを着替えるなど、汗冷え対策もバッチリです!この後も快調に進めると確信し、次は楽しみにしていたソリ場へ!といきたいところですが・・・

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
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そんなにスムーズにはいきません(笑)お腹を満たされた子供たちは各々雪と戯れ始めました。あ、この展開は・・・と、運営サイドは腕時計とにらめっこ(笑)
こういった自然の中での遊びを楽しむ我が子を見る機会も少ないようで、大人たちもつい微笑ましく見守ります。
「ソリ遊びが短くなっちゃうよー」という号令にハッと我に返った子供たちは、素早い動きで出発の準備に取り掛かりました!これには運営サイドもホッと一安心。
見晴台を後にモフモフの雪の上を進み続けると、数分後にはソリ場に到着!!
見た事のない長さと味わった事のないスリルを体験することができるソリ体験。
このソリ場は大人でも少し怖いと思う程の距離がありますが、子供たちは全然怖がる様子もなく、むしろ早く滑りたそうな様子。僕自身、実際に滑ってみてソリといっても雪質によってこんなに難しいのかと思うほどイメージの半分しか上手にできませんでした。

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
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もちろん小さなお子さまは大人と一緒に滑りました!ゴーグル無しでは滑走している時のスプレーで前が見えないなか全身でバランスを取って足のブレーキを巧みに使ってスピードをコントロールするなど、これは完全にハイレベルなスポーツの一種だ!と感じるほど。
子供たちの満足した表情や果敢に挑む姿勢を間近で見ることができ、親御さんたちにとってもとても良い機会となったようです。

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
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楽しい時間は本当にあっという間、後ろ髪を引かれる思いでソリ場を後にします。
気付いたら日も落ちかけ、グッと気温も下がり始めました。ウエアリングを見直してスノーシューを履いたら、集合場所の赤城少年自然の家まで戻ります。
名残惜しいと言わんばかりに赤城山の雪を大玉にして持ち帰ろうとしている子も。その純粋な思いと行動に我々スタッフも嬉しくてたまりませんでした。

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 赤城山

全員無事に到着し、着替えを済ませてクロージングです。この日の感想を一人一人お話してもらいました。
「最初、雪山歩きは不安だったけど、とても楽しかった」「お昼ご飯がおいしく感じた」「ソリが楽しかった」などなど、子どもたちから沢山の嬉しい言葉をいただきました。
オープニングの時より凛とした姿でお話をしてくれた子供たちに、この数時間の間でも何か変化があったことを感じました。親御さんにとっても普段とは違うお子さんの姿と触れ合い、成長を身近に感じるいい機会となっていれば嬉しい限りです。

KIDS NATURE SCHOOLは未来の地球を受け継ぐ子どもたちに、自然に寄り添い生きる力を育んでもらいたいという思いから開催に繋がっています。

自然に触れることで得られる体験や知識、仲間と共に学び成長する喜びを、子どもたちが大人なった未来でもそのまた子どもたちに繋いでゆく。そんなバトンを作り上げていきたいと思っています。
今後も家族で参加したくなるようなプログラムを開催していきますので、是非また皆さまとお会いできるのを楽しみにしています!

森 弘嗣
書いた人
森 弘嗣(もり ひろつぐ)

KIDS NATURE SCHOOL関東エリア校長で、今回のイベント起案者のひとり。THE NORTH FACE kids 原宿店所属。
「静岡生まれ自然育ち、山と海は友達の森と申します。最近は小学生になった息子たちとキャンプ飯を自宅で練習中。実践できる機会を模索しているところです。赤城山で一緒に遊べることを楽しみにしています。」

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