【校長レポ】ネイチャーエデュケーション in 兵庫有馬富士
KIDS NATURE SCHOOL 関西エリア校長によるイベントレポート!
皆さん、こんにちは!
KIDS NATURE SCHOOL関西エリアの校長の角野です!大阪府にあるTHE NORTH FACE 阪神梅田本店に所属しています。
2023年9月2日(土)開催、KIDS NATURE SCHOOL ネイチャーエデュケーション in 有馬富士のイベントのレポートをお届けします!
阪神梅田本店 ザ・ノース・フェイスの店長業の傍ら、KIDS NATURE SCHOOL 関西エリア校長も務める。
今回は兵庫県に位置する「有馬富士公園」が舞台。アクセスもよく、緑豊かで園内には池やアスレチック施設、地域の自然や生き物の生態を楽しく学ぶことができる学習センターです。山手には標高374mの有馬富士があり、一日かけても遊びつくせない、県内最大の都市公園です。
入り口にて参加者の皆様をお出迎えし、まだまだ緊張を感じるなかで自己紹介と楽しみにしていることを一人ずつ話していただきました。恥ずかしがり屋さんなお子さまもいらっしゃいましたが、親御さんとともに、自然を感じたいや生き物を見たい・捕まえたい、こどもと一緒に自然の中での時間を過ごしたいなど、いろいろな想いを語ってくれました。
講師である長谷部さんより本日の流れを説明いただき、準備体操をしてから、二人一組でジャンケンゲーム。普段の生活の中では馴染みのない動きを取り入れた身体を使った遊びをして、緊張と心と身体がほぐされ、いよいよ「ネイチャーエデュケーション」がスタート!
自然の中をただ歩くだけではなく、ビンゴをしながら進んでいきます。皆さんがよくご存知のビンゴとは少し異なり、長谷部さんから出される「お題」を自らで文字や絵で書き込んでビンゴをつくり、それを自然の中から見つ出すというもの。お題は9つ、「木の実」「ハート」「細っ」「かわいい」「でかっ」「つよそう」「むし」「むし②」「きもちわるい」。みんなで「これは何だろう?」とイメージしながら、楽しそうに自らの手でビンゴを作成しました。
自分だけのビンゴカードが書けたら、長谷部さんから指定されたゴール地点までにどれだけ集められるか競争!ワクワクしながら、これは?あれは?と親子で相談しながら集めて「ビンゴ!」を目指してスタートしました。
いつもなら何気なく通り過ぎてしまいそうな道も、ゲーム感覚で探検しながら歩きました。
10分ほどの道のりも、1時間ほどかけて歩くくらい、長い楽しい探検に変わりました。ゴール地点では、皆さま各々に答えを見つけた様子で、長谷部さんや子どもたち同士で見せあって笑顔で集合!
お昼に差し掛かりお腹が減ってきたところで、有馬富士の麓にある芝生広場まで進んでいきます。
芝生広場に到着したら、ランチタイム!ザ・ノース・フェイスのスタッフからランチのあとにサプライズをご用意していることをお伝えし、皆さまにはおいしいご飯で疲れた体を癒してゆっくり過ごしていただきました。
ランチを食べ終わったら、サプライズの発表!大きいクーラーボックスの中から出てきたのは、【牛乳・生クリーム・バニラビーンズ・砂糖・塩・氷】という材料。これからできるもの、それは「アイスクリーム!」と伝えると、皆さま「えっ!?」と驚き、こんな夏の屋外でアイスクリームが本当にできるのかワクワクしながらアイスクリーム作りのスタート。
氷と塩以外の材料を入れた袋を、氷と塩を入れた袋で覆い、あとはひたすら振るだけ。出来上がったアイスクリームを一口。みんな口を揃えて「美味しい!」と言ってもらえて、いちから作る即席アイスクリームも楽しんでいただけました。
熱くなった身体も冷やされ体力も回復したところで、ビンゴゲームの結果の発表会。各々のビンゴを家族ごとに発表していきます。【虫】には大小さまざまな虫が登場しましたが、なかには珍しい玉虫を見つけてきたご家族も。【でかっ】というお題には、「芋虫」や「きのこ」、【つよそう】のお題には「葉っぱ」など、みんなが五感を使って探し出した答えだからこそ、同じお題でも感性によって違う答えが出てくることにこの「ネイチャービンゴ」の醍醐味を感じ、とても面白かったです。
ビンゴ発表会のあとは、公園内とはまた違った自然の雰囲気を感じられる有馬富士の麓を通って、今朝のイベントスタート地点へと進んでいきます。
到着間際に、今日一日何度も目にかけているものの素早い動きで物陰に隠れてしまう「トカゲ」を捕獲!おおきなトカゲにみんな興味津々。寝転がらせると上下が分からなくなり寝ているようになってしまうというトカゲの習性を見せてもらいました。
あっという間に、本日のゴールである今朝のスタート地点に到着。名残惜しい中、イベントの終わりに皆さまから今日の感想を一言ずついただきました。
子どもと自然の中をゆっくり過ごせた、普段通り過ごす場所もゲーム感覚で楽しむといろいろな発見があった、童心に帰って自然を満喫できたなど、嬉しいお言葉をたくさんいただきました。皆さまの表情も今朝の緊張した雰囲気から変わって、特に今回の恥ずかしがりやな子どもたちは自身の言葉で楽しかったことを発表してくれました。また、自然と笑顔がこぼれ、楽しい雰囲気や達成感を味わった表情も見られました。このイベントにお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
今後も、フィールドを通して皆さまと共に子どもたちの「生きる力」を育めるように、自然の良さ、雄大さ、時には過酷な環境など、親子で様々な体験をしていただけるようなイベントを開催していきたいと思っております。
阪神梅田本店 ザ・ノース・フェイスの店長業の傍ら、KIDS NATURE SCHOOL 関西エリア校長も務める。