【スタッフレポ】ファミリーアドベンチャー教室 〜フィールド編〜 in 北海道 札幌
KIDS NATURE SCHOOL 北海道エリアスタッフによるイベントレポート!
皆さまこんにちは!
THE NORTH FACE Fビレッジ所属、KIDS NATURE SCHOOL北海道エリア担当の石戸です。
2024年9月20日(土)に開催した、「ファミリーアドベンチャー教室 〜フィールド編〜 in 北海道 札幌」のレポートをお届けいたします!
山から海までどこでも遊び回るKIDS NATURE SCHOOL 北海道エリア担当。THE NORTH FACE F VILLAGE店所属。
今回のイベントは、前回の「地図読み編」の実践編として、札幌市民に親しまれている札幌150峰のひとつ「青山」を舞台に行われました。標高531mの青山は、初級者向けの山ですが、コース分岐が多く、地図読みの実践には最適のフィールドです!
当日の集合は朝9時。まだ少し眠そうな子どもたちも、それぞれ登山装備を身に着けて集まりました。最初に講師の長谷部さんとTHE NORTH FACEスタッフの紹介、そして参加者全員による自己紹介を行い、それぞれが楽しみにしていることを共有しました。緊張していた子どもたちも次第に笑顔になり、期待が膨らんでいる様子が伝わってきました。準備運動をしっかりと行った後、いよいよイベントスタートです!
まずは、前回の「地図読み編」で学んだ内容を復習し、地図とコンパスの基本的な使い方を確認しました。参加者は3チームに分かれ、それぞれ別ルートで頂上を目指します。スタート地点から早速コンパスを手に、子どもたちは自らの手でルートを探して正しい方向へと進んでいきました。大人が少し遅れ気味になるほど、子どもたちの足取りは軽快です。
登山ルートは、まだ緑が多く残る山道。子どもたちは元気よく歩を進めながら、見たことのない植物や木の実、さらには野生動物の痕跡などに興味津々で立ち止まる場面もありました。大人たちは風景を楽しむ一方、子どもたちは目線を変え、自然の中にある小さな発見を次々に見つけていました。そんな姿を見て、私自身も改めて自然の豊かさを実感しました。
分岐ポイントでは、子どもたちもコンパスを使って地図とにらめっこしながらルートを選んでいきます。地図読みをしながら足を進めるのは、世界が広がっていくような感覚でした!
中盤に差し掛かったところで、一度進む道を間違えてしまう場面もありました。しかし地図読みを習得した子どもたちは即座に誤りに気付いて、自ら新しいルートを選んで再び前進!子どもたちの判断の速さと冷静な対応には感心させられました。
少し遠回りしながらも、無事に全員が頂上に到着。頂上では、美しい景色を楽しみながら、子どもたち同士が「こんな植物を見つけたよ」と報告し合うなど、まだまだ冒険の余韻に浸っている様子でした。
ランチタイムには、家族で一緒に持参したお弁当を広げ、ゆったりとした時間を過ごしました。スタッフとの会話も弾み、山頂から見える札幌の景色を楽しむひとときは、参加者全員にとって思い出深いものになったようです。
ランチを終えた後、下山に移ります。道中は講師の長谷部さんによるネイチャーエディケーションが行われ、木の実やキノコに触れたり、熊笹を使って鹿の声を真似たりと、自然の音や匂いを体感。なんと本物の鹿から鹿笛の返事が聞こえる瞬間もあり、子どもたちとスタッフは大興奮。自然とのふれあいがさらに深いものになった瞬間でした。
ゴール直前には、子どもたちが自発的にトレイルランニングを始め、スタッフも一緒に走ることに。元気いっぱいの子どもたちに負けじと大人たちも走りましたが、彼らの体力には圧倒されました。
最後は全員でフルーツポンチを楽しみ、イベントは和やかな雰囲気のまま終了。子どもたちからは「まだ続けたい」「コンパスと地図持って登山したい!」といった声が上がり、親御さんからも「また参加したい」と嬉しいお言葉をいただきました。運営スタッフ一同、子どもたちの成長と楽しそうな表情を見られたことに大変感動しています。
今回のイベントを通して、地図読みの技術だけでなく、自然の中での発見や冒険心を育む大切さを改めて実感しました。KIDS NATURE SCHOOLは、未来を担う子どもたちに自然とのつながりを感じてもらい、自然と共に育ち可能性を広げていきたいという思いから開催しています。今後も自然豊かな北海道を舞台に、親子で楽しめるイベントを開催していきたいと思います。次回のご参加を心よりお待ちしています!
山から海までどこでも遊び回るKIDS NATURE SCHOOL 北海道エリア担当。THE NORTH FACE F VILLAGE店所属。
「いつも外遊びの事で頭がいっぱいです!ぜひいっしょにアウトドアを楽しみましょう!」