2023.03.15(水)
関西

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山

KIDS NATURE SCHOOL 関西エリア校長によるイベントレポート!

皆さま、こんにちは!KIDS NATURE SCHOOL関西エリアの校長の角野です!大阪府にあるTHE NORTH FACE 阪神梅田本店に所属しています。
2023年2月11日(土)開催、KIDS NATURE SCHOOL ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山のイベントレポートをお届けします!

角野 雄一郎
KIDS NATURE SCHOOL 関西エリア校長
角野 雄一郎(かくの ゆういちろう)

阪神梅田本店 ザ・ノース・フェイスの店長業の傍ら、KIDS NATURE SCHOOL 関西エリア校長も務める。



今回は滋賀県を代表する「びわ湖」を見渡せる蓬莱山が舞台。関西では珍しい雪のフィールドを楽しむために、びわ湖バレイスキー場内を通り、蓬莱山、そして女郎ヶ池という目標地点まで親子でスノーシューハイキングで目指します。前日は雨天で天気を心配しましたが当日は見事に晴れて、日中は汗ばむ陽気で絶好のイベント日和となりました。

始まりは、ロープウェイの乗り場である「びわ湖バレイ山麓駅」前で参加者の皆様をお出迎えしました。KIDS NATURE SCHOOLは毎回この自己紹介から始まります。特にお子様は緊張で話せなくなる子もいますが、終わる頃にはしっかりと話せるようになっていることがほとんどなので今回もそんな成長を楽しみに、皆さんが今日のイベントで楽しみにしている事を話していただきました。期待している遊びでは圧倒的に「雪合戦」が多かったのですが、「雪景色」や「親子での会話」なども挙がりました。

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山

自己紹介が終わったら、早速雪景色を求めてロープウェイに乗り込みます。びわ湖バレイスキー場は、年に2回ほどは平地でも積雪することがありますが、この日は1月下旬に到来した大寒波での雪も解けていました。この先に本当に雪があるのかな?と思うのですが、ロープウェイでぐいぐいと登っていくとどんどん山肌に雪が積もっている様子が見られ、参加者の方々も胸を躍らせていました。
そうこうしている間にロープウェイ山頂駅に到着。スキー場に向かって歩いていくと辺り一面に雪景色が広がり、早速雪の球を作るお子様の姿もありました。

ここからがイベントの本格的なスタート。長谷部さんからスノーシューのレクチャーをしてもらい、順番にみんなで手伝いながら装着。それまで滑りやすくて歩くのも怖い雪面から、スノーシューが地面に刺さるザクっという音が聞こえ、ついつい歩きたくなってしまう不思議な感覚に包まれました。

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山

初めてのスノーシューを履いて、これから蓬莱山山頂、そして女郎ヶ池を目指します。まずは準備運動で体をほぐし、少し体が温まったところで出発!
ザクっという音を鳴らしながら、スキーやスノーボードを楽しむ利用者を横に、慎重にスキー場内から登山道を目指して移動していきます。スキー場のリフトを利用しつつ山頂へ向かい、スキー場から離れた一番の絶景を目指して足早に進みます。スキー/スノーボード以外でリフトに乗る機会もあまりないので、皆さん楽しんでくれていました。

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山

いよいよ山頂に到着!ここからが、今回の本格的なスノーシューハイキングのスタート。アップダウンを繰り返しながら、「女郎ヶ池」を目指して進んでいきます!
颯爽と坂道を下りていく長谷部さんを前に大人たちはみんなで四苦八苦していましたが、子どもたちは怖いもの知らずという事もあり、滑りながらもどんどん進んでいきます。

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山

イベント下見で来た際には動物の足跡が残っていた雪面も前日の雨の影響で今回は足跡を見せることはできず・・・とはいえ子どもたちは見渡す限りに雪があるこの状況を思う存分楽しんで歩いていて安心しました!
途中、雪合戦がしたすぎて雪玉を作って投げ合う子どもたちに、スタッフも一緒になって遊びました。

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山

スノーシューを履いていないと、ずぼっと足が雪に入ってしまうところが多く、一般の登山客が足をはめたであろう深さ1m程の穴もちらほらありました。それだけの積雪があることに驚きながらも、気にせずに歩くことが出来るスノーシューの快適さを実感しました。
歩いていくと小さいながらも霧氷がみられ、関西では珍しいのでみんなできれいと記念撮影。

そうこうしているうちに、目的地である女郎ヶ池まであと少し!みんなで走っていくと、そこには凍った女郎ヶ池があり、池は雪で覆われていました。
長谷部さんがシャベルで雪を掘ると、凍った水面が現れました。下見に来た時は氷の層が薄くバキッと音が鳴るところもありましたが、この日はしっかりと凍っていて、よい雪合戦のフィールドになりそうです。

ここでひとまずお昼休憩。みんな身体を温めるごはんを食べたら、待ちに待った雪合戦のスタート!

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山

スタッフも混ざって2チームに分かれて、真剣なまなざしで作戦を立てて・・・長谷部さんの合図とともにスタート!
「そり」という楯も駆使しながら雪玉を避けて、大人子ども関係なく投げ合いました!1回戦が終わり、2回戦3回戦と何戦も続き、帰りのハイキングの体力を使い果たすんじゃないかというくらい雪合戦を楽しみました。

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山

雪合戦をずっと楽しみたいところで、ゴールである出発の地に向かって戻る時間が近づいてきました。まずはスタッフが用意したおやつと温かい飲み物で一息ついて、雪合戦で消耗した体力も回復したところでいざ出発!
雪の上を歩いてきたので、普段のトレッキングでは体験できない、自分たちが通ったところが分かるという特別な帰り道を戻りながら、雪を投げたり、走ったりと思い思いに、この雪の道に別れを惜しみながら歩いていきました。

【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山
【校長レポ】ファミリースノーシューハイキング in 蓬莱山

ついに出発の地に戻ってきてスノーシューを脱ぎ、ロープウェイに乗り込みました。今朝集合した山麓駅で、最後はクロージングです。最初に挨拶した時とは表情が全く違い、自然と笑顔が出て、楽しみにしていたことを体験出来てよかったと思い思いに喜んでいただきました!

今回は関西では珍しい雪のフィールドを舞台に楽しみましたが、これからも店舗の外へ出て、身近な場所も含めて、関西各地のフィールドで皆様と自然を好きになってもらえる・興味をもってもらえるイベントを行っていきたいと思います。
参加していただきました皆様、本当にありがとうございました!

角野 雄一郎
KIDS NATURE SCHOOL 関西エリア校長
角野 雄一郎(かくの ゆういちろう)

阪神梅田本店 ザ・ノース・フェイスの店長業の傍ら、KIDS NATURE SCHOOL 関西エリア校長も務める。

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